【令和4年度】特定処遇改善加算の見える化要件に基づき、賃金以外の処遇改善に関する具体的な取り組み内容は下記のとおりです。

区 分 内 容 実施事項
入職促進に向けた取組・法人の事務所の経営理念やケア方針・人材育成方針、その実現のための施策・仕組みなどの明確化・法人の基本理念やケア方針を掲示し、朝礼時唱和している。また新人指導チェックシートを作成し1週ごとの確認をしている。
資質の向上やキャリアアップに向けた支援・働きながら介護福祉士取得を目指す者に対する実務者研修受講支援や、より専門性の高い介護技術を取得しようとする者に対する喀痰吸引、認知症ケア、サービス提供責任者研修、中堅職員に対するマネジメント研修の受講支援等 ・研修の受講やキャリア段位制度と人事考課との連動・『自己啓発制度』導入と『研修規程』を策定し、資格を取得するための費用や研修に要する費用の支援を行っている。 ・責任者がアセッサー講習を受け、人事考課等における職員の評価基準の統一化を図っている。
両立支援・多様な働き方の推進・子育てや家族等の介護等と仕事の両立を目指す者のための休業制度等の充実、事業所内託児施設の整備 ・有給休暇が取得しやすい環境の整備・法令に基づく育児介護休業はもとより、有給等においても時間単位で取得できることを周知し積極的な取得を推奨している。
腰痛を含む心身の健康管理・時間勤務労働者等も受診可能な健康診断・ストレスチェックや、従業員のための休憩室の設置等健康管理対策の実施・全職員の健康診断とストレスチェックを実施している。
生産性向上のための業務改善の取組・5S活動(業務管理の手法の1つ。整理・整頓・清掃・清潔・躾の頭文字をとったもの)等の実践による職場環境の整備 ・業務手順書の作成や、記録・報告様式の工夫等による情報共有や作業負担の軽減・責任者による定期的な現状確認と年1回の保管期間経過書類の処分を行い整理している。 ・各種マニュアルの作成やクラウド型介護ソフトを使用し複数のPCでの入力・確認を可能とした。また、共有メールシステムを使用した情報の共有をしている。
やりがい・働きがいの醸成・ミーティング等による職場内コミュニケーションの円滑化による個々の介護職員の気づきを踏まえた勤務環境やケア内容の改善 ・利用者本位のケア方針など介護保険や法人の理念等を定期的に学ぶ機会の提供・メール等を使用した情報の共有と最低でも月1回以上の部署ごとのミーティングや全体会議を実施している。 ・札幌市による集団指導の資料を全職員で回覧、情報をアップデートし共有している。